短期間で歯並びを治す「セラミック矯正」
セラミック矯正は、ワイヤー(ブラケット)矯正と違い、セラミッククラウンでお悩みの歯並びを改善する治療方法です。
一般的なセラミッククラウンは虫歯治療を行った後、コアと呼ばれる土台を立てその上にセラミッククラウンを装着しますが、セラミック矯正ではご自身の歯を土台としてセラミックを被せます。
そうすることで、見た目(歯並び・色調・歯の形態)と機能面(しっかり噛める・しっかり発音できる)を同時に改善することができます。
セラミック矯正のメリット・デメリット
セラミック矯正のメリット
- 通常の矯正治療に比べて治療期間が短い
- 通常の矯正治療に比べて後戻りのリスクがない
- 通常の矯正治療に比べて費用が安く済む
- ご希望の歯の色調を実現できる
- 患者様ごとに適した歯の形態を実現できる
セラミック矯正のデメリット
- ご自身の歯を削らなければならない
- 噛み合わせの状態によっては欠けたり、割れることがある
- 技工物の精度が低いと、歯と歯の間に隙間ができてしまう
- 歯肉の退縮などによって、作り直しが必要な場合がある
浜松町歯科・矯正治療院の3つのこだわり
歯の神経を残す
歯の神経は、歯に栄養をおくる役割をしています。つまり、歯の神経がなくなれば、歯は脆くなってしまいます。歯の神経をむやみに抜かず、残せる神経はしっかり残しながら治療を行います。
精密な技工物を作成する
セラミッククラウンを被せる上で重要なのは、歯と歯の間に隙間を生まないようミクロの世界にこだわることです。そのために、模型分析やプロビジョナルレストレーション(仮歯を用いた治療)を行い、歯科技工士と細かなやり取りの上で精密な技工物を作成します。
機能面を考えて治療をする
ただ歯並びを改善すれば治療が完成するわけではありません。しっかり噛めて、しっかり発音ができるところまでを見据えて治療を行います。
症例で見るセラミック矯正
セラミック矯正で歯列改善と変色した歯を治療した例
- 主訴
- 短期間での歯列改善と変色した歯を治したい
- 治療内容
- 補綴矯正(セラミック矯正)
- 治療期間
- 2ヶ月(治療〜仮歯〜本番セットまで)
- 治療のリスク
- 歯を削る必要がある
噛み合わせによっては割れる可能性がある
歯の状態によっては神経を取らなければならない可能性がある - 治療の費用
- 1本13万円×4本
セラミック矯正と部分矯正、セラミックインレーを用いた症例
- 主訴
- 下の歯が前に出ている、銀歯を白い歯に変えたい
- 治療内容
- 部分矯正(ワイヤー)、セラミッククラウン、セラミックインレー
- 治療期間
- 約2年間(部分矯正、セラミック込みの期間)
- 治療のリスク
- 分析が不十分だと噛み合わせが悪くなる
噛み合わせが正しくないとセラミックが割れる可能性がある
動画で見るセラミック矯正
治療計画の説明〜歯肉圧排まで
治最終研磨調整〜シェード確認(色の確認)まで
セラミック矯正で必ず理解していただきたいこと
セラミック矯正の具体的な治療の説明をする前に患者様にご理解いただきたいことがあります。
セラミック矯正はご自身の歯を削り、土台にします。つまり、健康な歯を削らなければなりません。それを十分にご理解した上でご決断ください。
患者様の状況によりますが、ワイヤー矯正やインビザラインなども視野に入れ、短期間で治す必要のない場合は、ご自身の歯を削らずに済む矯正治療も十分に検討した上で判断することをおすすめします。
浜松町歯科・矯正治療院では歯並びのお悩み以外にも、治療の選択肢について十分にお話をさせていただきます。歯並びを改善したいお気持ちを理解した上で、治療期間・費用・リスクなどをお伝えしますので、何が患者様にとって一番優先順位が高いかをお伺いした上で治療方法をご提案させて頂きます。